2016.12.14 お直し
今回のご依頼はフライトスーツ。パンツにする為に購入してきましたという無茶振り。笑
米軍で70年代頃から現在まで使用されているモデル「CWU-27P」
難燃性の素材は独特の風合いで面白い。ご希望通りパンツへと仕立て直していきます。
まずは大胆にウエスト少し上で真っ二つに
そして切り離した上身頃からパンツのディテールとして使用するパッチポケットとベルクロを摘出
さらに腰裏も上身頃の素材を使用して仕立て直します。
しつけを施し、全体のバランスを確認。一気に縫い上げ完成です!
同じ素材を使用しているので、当たり前ですが、馴染む馴染む…
パッチポケットも違和感なく移植
全体の写真を撮り忘れてしまいましたが、完成度の高さにお客様も大興奮!とっても喜んで頂きました。
このような仕立て直しもいい刺激になり、勉強になります。次のサンプル作成への新しいアイデアが浮かんできました!
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2016.08.16 お直し
イタリアンデニムと言えばの「JACOB COHEN(ヤコブコーエン)」!私も好きで3本ほど愛用しております。
今回のご依頼は、そのJACOB COHENのデニムのウエストだし!?
ベルトの装飾付きのモデルなので難易度高めデス
デニムのウエストなんて出せるワケ…っていうお客さまもいらっしゃるようですが大丈夫です!
まずは完成画像から。完成がこちら⬇︎の画像。上の画像と間違い探ししてみください。
あまり目立たずに4cmほどウエストが出ています!ここからは作業工程を!
商品を眺めてイメージを膨らませます。どこで出すのかも職人のセンスが問われるのですが、今回はココで!
まずはベルトの箇所を解いていきます。ブランドのタグや付属のタグも丁寧に。
そして丁寧かつ大胆に縫います!
ブランドのタグや付属のタグもつけ直します。どこで出しているのかというと…
ベルトの箇所はここで!
ちょうどパッチの箇所に隠れるよう、目立たないようにしています
ヒップにつながる部分は似寄りの生地でマチを作るような感じで自然に。
そのままだと違和感があるので、ステッチの箇所にはビンテージ加工を施してアタリを出して完成!
デニムに限らず、ちょっと無理かな?なんてお直しがありましたらお気軽にご相談ください!限界はありますが、様々なお直し方法をご提案致します!
RICHARD J. BROWN リチャード ジェイ ブラウン イタリアンデニム NINE IN THE MORNING ナイン イン ザ モーニング アントレアミHEAVEN TWO ヘブントゥ 取扱店 東京 都内 日本 青山 恵比寿 目黒 広尾 白金 骨董通り
2016.01.16 お直し
お客様からのご希望が多いため、Persartaではレザーアイテムのメンテナンスやお直しも行っています。
中でも一番多く持ち込まれるのがベルトの調整です。
ベルトって中々ジャストサイズのものってないですよね。あと1cm長ければ…短ければ…
とくに海外のものはサイズ表記と異なるものが多いし…
こちらは先日、持ち込まれた「ilmicio(イルミーチョ)」のベルト
お直し内容は2.5cmツメ
バックルを取り外し、革をカットした後、丁寧に手縫いで仕上げます。
コバの仕上げもしっかりと行い。元どおりに。
ベルトのサイズ調整は、3,000円 + TAXで承っております。(一般的なベルトの場合)
そして最近、男性、女性ともに増えてきているのが、レザーシューズのメンテナンス
汚れを落としてから、補色と保湿、しっかり栄養をあたえ磨き上げます。
ご希望でしたら、顔が映るくらいピカピカな鏡面仕上げも承ります。
写真のような ちょっとしたアンティーク加工も承ることができますよ。
女性のお客様はロングブーツのメンテナンスなど大変ですので ぜひご相談ください。
レザーシューズのメンテナンスは2,500円 + TAX(一般的な短靴の場合)
ロングブーツは3,000円+ TAX
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2015.11.06 お直し その他
「Persarta(ペルサルタ)」には、洋服を大切にされるお客様が多くいらっしゃいます。
先日、お持ち込み頂いた「Ermenegildo Zegna(エルメネジルドゼニア)」のスーツ
十数年前のスーツですが、生地がとても上質で気に入って海外で購入されたとても思い入れの強いお品物
十数年前のゼニアとなると大きな手直しが必要で、身幅はもちろん着丈やウエスト位置
股上など今とは全く異なるシルエット
身幅はもちろんですが、とくに着丈が現在と比べだいぶ長く、ウエスト位置も低いため肩線で着丈を詰める事で
ウエスト位置を上げてアームホールもややタイトにします。それでも着丈が長いため、あとは裾から着丈詰め。
併せて上衿を作り直し、アームホールに合わせて袖幅も調整します。
全体のバランスを見ながら、お直しを進めていくので、とてもセンスを問われる仕事なのです。
一旦すべてバラしてからの仕立て直しは、一着仕立てられる職人さんでも至難の業
パンツもやはり股上が深いため、ベルトを外して詰めていき、渡り〜裾幅までシルエットを調整して完成。
時間と手間の掛かる作業ですが、仕立て直しを終えてお客様に着て頂くことを思うと針が進みます。お渡しの際には
とても驚き、そして喜んで頂いて私たちも非常に光栄です。数十年の時を経て息を吹き返したスーツも喜んでいるかと。
毎日、このような仕事が出来てとても幸せです。
「Persarta(ペルサルタ)」では、お仕立ての他にも、洋服を大切にされるお客様のため”Re-tailoring(再仕立て)”に力を入れております。
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2015.06.04 お直し
「Persarta(ペルサルタ)」では、かけはぎ・かけつぎのお直しも承っています。
「かけはぎ・かけつぎ」とは??
かけはぎ(かけつぎ)は、大切な服の穴や破れを修復することが出来る方法です。
生地の糸を使い1本1本繊維を組織通りに織り込み、虫食いやタバコ穴、擦り傷などの穴・傷を
修復する日本伝統の職人技術で、、着れないでいる大切な衣類を限りなく現状に近い状態に復元します。
先日、ご依頼頂きましたスーツで所々に無数の穴、これを直すのは至難の業ですが
BEFORE & AFTERの写真を撮ったのでご覧ください。
袖口に数カ所小さい穴があいています。こちらがかけはぎの技術によって
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さらに元気に暴れられたようで、膝には大きな破れが….
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当店のかけはぎは、非常に高い技術でご満足頂いております。
頂き物のジャケットなど、本切羽で穴が開けてしまっているジャケットも
「かけはぎ」して袖詰め、袖だしが可能なんです。
こちらは4つボタン本切羽だったジャケットの一番下のボタンホールを「かけはぎ」して袖詰めのご依頼
非常に美しい仕上がりです。
生地によって殆ど目立たなくなるものや目立ちやすいものがございますので
穴があいて着れないでいる大切な衣類ございましたら是非一度ご相談ください!
最後にかけはぎは、穴を修復する為の最適な修理方法ですが、新品の状態にはなりませんので予めご了承ください。
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